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ガットの選び方 レベル別 その① [テニス]



前回までは漠然とガットの構造に関して説明してきましたが、
今回はテニスのプレースタイル、レベルごとのお勧めガットを紹介していきたいと思います。
あくまでこれは個人の考えなので、参考程度までに見ていただければと思います。

まず、学生の初心者ですが、
中学、高校から硬式テニスを始めたばかりの人はボールがアウトしがちで、
飛ばないガットに惹かれがちですが、正直なところ、2~3週間でナイロンガットを
切ることが出来ないプレーヤーはポリエステルのガットはお勧め出来ません。

単にボールを飛ばせない→アウトが減る
というのは技術の向上には遠回りだからです。
スピンをかける練習はポリガットよりもナイロンガットの方がやりやすいのが一般的ですし、
スィートエリアも広く感じるので、プレーもしやすくなります。
ちなみに、ガットのテンションも合うとが多いからといってむやみに上げるのではなく、
スピンを掛ける練習をしたほうが将来性が高いです。
ナダルやフェデラーもガットのテンションは大体50~54ポンドといわれています。


学生の中級者から上級者で、ある程度勝てるようになってくると、
ナイロンガットでは1~2週間で切れてしまい、経済的に厳しくなってくる人もいるでしょう。
そういう時こそポリガットを試してみるチャンスだと思います。
先ほどナイロンの方がスピンをかけやすいと書きましたが、
スウィングスピードが速くなれば、ボールを潰して打つ打ち方も習得できるようになると思います。
そうなるとポリガットでもしっかりスピンをかけることが出来、
攻撃的なボールを打てるようになります。
ポリガットでも最近は柔らかいものも増えていて、
選びやすくなっています。


次に一般の初心者で週に1度か2度しかプレーしない人は
ナイロンガットの中でもテンション維持の良い、
マルチフィラメント構造をしているものがお勧めです。
ポリガットはスウィートエリアも狭く感じ、テニスエルボーの原因になりがちなので、
おすすめは出来ません。
初心者こそ、ボールをつかむ感触を出しやすい柔らかいガットをお勧めします。
理由は上記の学生の初心者と一緒で、スピンをかけることを覚えないと次の上達が
難しいことと、長いことガットを張ったままにする傾向がある初心者は時間がたっても
ある程度ガットの打球感が柔らかくある必要があるからです。

何度も書きますが、個人的な考えなので、例外もありますし、そうしなきゃいけないきまりはありませんが、
さんこうまでにどうぞ!


次回に一般の中級以上を説明していきます。
お楽しみに!












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